被ばく量に要注意!

福島第一原発で決死の放水活動をされたハイパーレスキュー隊の方々に頭が下がる。

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しかし、その会見を見たのもつかの間、緊急記者会見が入り、そのLIVE中継で、
福島第一原発の3号機の格納容器の圧力が上昇したため、圧力を低下させるため、炉内の空気を炉外に放出するという。(→その後、何故か中止に至った)

これは当然、放射性物質を大気中に放出するということだ。

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なんということだ!いよいよ厭な予感がしてきた・・・

現在、放水作業をしているのは「使用済み核燃料」の保管プール。

今回は、「原子炉格納容器」そのもの。原因は分からないという。
分からない??非常に重大な危険性を公表できないのでいるのではないかと余計に不安になる。

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すでに政府は、福島第一原発から半径20~30キロ圏内の市町村に屋内退避指示しているが、ちょっとここで改めて人体に影響を与える被ばく量を考えてみよう。

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まず基本。よく耳にするシーベルトとは、生体への被曝の大きさを示す単位だ。

1ミリシーベルト(mSv)と1マイクロシーベルト(μSv)とは、1000倍違う。

1mSv=1000μSv

一般住民が、1年間に浴びることができる限度が、この1mSvだとされている。(=1000μSv/年)

よく単位を確認しないといけない。1年間にだ。

3月18日、19日に茨城県(水戸市)と埼玉県(宇都宮市)で他地区の20倍の放射能を検出している。
福島原発関連ミラーサイト

この表にある水戸市の数字は、0.18μSv/時。こっちは1時間にだ。

1日は24時間、1年は365日。ということは年にすると、24×365=8760時間だから、

0.18μSv/時=0.18×8760=1577μSv/年 >1000μSv/年

現在の放射能のレベルが下がらなければ、一般住民の限度とされている1000μSv/年の1.5倍を浴びてしまうということだ。

だから政府は「ただちに健康に悪影響を与えるものではない」と、国民が「過剰」な反応をしないように、ひたすら平静な行動を呼びかけているのだ。

この先1年間でその量は増えることはあっても減少することはないような気がするのだが・・・

ましてや原子炉自体から放射性物質が大気中に放出されるとしたら・・・

それより・・・まさか、原子炉自体の崩壊の危険性はどうなのだろう??


1986年に起こったチェルノブイリ原発事故は、実験の失敗で、炉が暴走し、緊急停止ボタンを押した6秒後に爆発したという。

そして、炉心内部の放射性物質が推定10t前後大気中に放出され、北半球全域に拡散させた。
史上最悪の原発事故でレベル7とされた。

ちなみに福島第一は現在レベル5。このレベルが上がらないことを祈る。


長崎市民には「核アレルギー」があるとよく言われる。

そりゃそうだろう。放射能の怖さを身を持って体験したからだ。

あれだけ、新型インフルエンザに「過敏」な反応を示した日本人が、放射能に対しては冷静に見えるのはなぜだろう。

知らないから?、いや知らされていないのではないかと思う。


政府の発表ばかりを鵜呑みにして、常に「国益」を考えて行動を共にしようとする日本人を見ていると「戦時中」を連想させる。

賢明な方々は、すでに「疎開」を静かに始めている。
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