宇久と小値賀(その1)

夢は甲子園取材の離島シリーズ、今回は宇久島にある宇久高と小値賀島にある北松西高だ。
14日に宇久島、15日に小値賀島を訪ねる2泊3日の旅となった。

2006(平成18)年3月31日、小佐々町と共に佐世保市と合併した宇久町。
合併の話に乗らなかった小値賀町。
5年経った今、合併の光陰が見えた旅ともなった。

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▲14日、佐世保港(鯨瀬ターミナル)10:35発の「フェリーなるしお」で宇久平港へ向かう。2時間25分の船旅だ。

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▲宇久高は、町営野球場を使用。2000年3月に完成。長崎市のかきどまり野球場を同じ設計だとか。立派だ。16:00からの練習を取材する。

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▲宇久高の部員は6人。サッカー部からの応援を得て夏の県大会に出場を決めた。

島の少子化は深刻だ。高校を卒業するとほとんどが島を離れる。
ピーク時は1万人を超えた人口があったこの島も、現在は以下のグラフの通り。高齢化も深刻だ。

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※僕が調査した数字なので、一部不正確なのはご了承を。

面積は小値賀島の2倍ある宇久島であるが、人口は合併後に逆転してしまった。

このままでは10年後どうなるであろうか。20~30年後には無人島化するのでは、と誰しも思ってしまう。

では、合併を受け入れた佐世保市はどう考えているのであろう。
佐世保市都市計画マスタープランを見てみよう。
 
宇久地域のまちづくり構想

●居住環境を充実し住み続けられるまちづくり
①地域の日常生活を支える生活核の形成
公共公益施設や商店が集積する宇久行政センター周辺を生活核として位置づけ、地域の日常生活を支える日常生活機能の維持を図ります。
②快適な生活を支える交通機能の維持・向上
高次サービスを受ける際の佐世保中央地域への定期航路の維持を図ります。併せて、寺島地区への航路など地域内の移動手段の確保を図ります。
●特有の地域資源を活かした交流のまちづくり
③特有の自然環境や歴史文化資源の保全と活用
城ヶ岳、大浜、対馬瀬といった雄大な自然環境や歴史文化資源の保全を図るとともに、宇久総合公園などの施設との連携により、地域外との交流の場としての活用を図ります。
●農水産業を活かした活力のあるまちづくり
④農水産品の生産の場の保全と活用
地域の特産品である宇久牛や農産物などの生産の場となっている農地の保全や漁業環境の保全を図ります。また、体験の場としての活用により地域の活力の創出を図ります。


これは対策ではなく、現状ではないか。これでは人口減少に歯止めはかからないだろう。

では政府はどう考えているのか。地域再生本部の計画を見てみよう。

宇久の地域再生計画

その対策として、農業、漁業ともに研修助成、事業費利子補給等の資金助成をするなどして後継者不足に歯止めをかけるとともに、大自然を活かした体験型観光メニュー開発と、滞在型観光事業を推進し、第一次産業と一体となった観光振興に取組み質の高い観光地創造とエコツーリズム推進事業の展開により人口増加を図っているところである。


少しは希望をもてそうな単語が並んでいるが・・・

 →(その2)へ続く
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