70's Pops(5)1971年1-3月

1971年5月15日、沖縄が返還されました。

この年、僕は高校に入り16歳になります。 中3のときに買ってもらったクラシックギターを独学で始め、どんどんのめり込んでいきます。独学はこれでやりました。→東京音楽アカデミーの通信教育。ナレは何と前田武彦です。

ギターを始めたのは、僕の人生にとって一つの大きな分水嶺でした。

日本歌謡界は、ザ・タイガースが解散し、沢田研二がソロ歌手に転向。日本レコード大賞は、また逢う日まで/尾崎紀世彦でした。

そんな年の年明け。ポップス界ではこんな個性的な曲がTOPとなりました。


▲魔法/ルー・クリスティ (1971年1月第1-2月第1週TOP)

この曲は5週連続TOPを走り、20万枚の売上を記録しました。アメリカでは全くヒットしなかったそうです。不思議ですね。

そしてルーを押さえたのは、かの偉大なグループ解散後、ソロ活動に力を入れた「静かなるビートル」でした。


▲マイ・スウィート・ロード/ジョージ・ハリスン (1971年2月第2-4週)

この曲は20万枚を売り上げましたが、盗作問題が起こり敗訴します。その問題となった曲はこれです。→Jody Miller "He's So Fine"
確かに似ています。ジョージは後日、「暫くの間は、誰かの歌と同じようなメロディの曲ができたらどうしようと考えてギターにもピアノにもさわれなかった」と語ったそうです。

彼はビートルズの中では遅咲きのスターでしたね。ジョンに続いて、2001年に肺がんで亡くなりました。

3月に入りTOPに立ったのは、ショッキング・ブルーと同じオランダのグループでした。


▲シーズン/アース・アンド・ファイアー (1971年3月第1-2週)

アメリカのファンクバンド「アース・ウィンド・アンド・ファイアー」とお間違いなく。彼らも当初、「アース・アンド・ファイアー」と名乗っていたのですが、この年に改名したのです。

この曲は2週連続TOPを取りますが、サン・フランシスコ出身のグループが逆転します。


▲雨を見たかい/クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル (1971年3月第3週-4月第2週TOP)

ご存知CCR。アメリカ南部の泥臭いサウンドを持ち味としたサザンロックの先駆者です。

♪Have you ever seen the rain? 印象的なフレーズですが、この the rain はナパーム弾を指し示した暗喩だと言われます。実際、ベトナム戦争への批判と考えられ、アメリカでは放送禁止処分になりました。

この曲は、5週連続TOPを続けます。



さて、リンデンピックアップのコーナーは3曲。

まずは「魔法」の陰でずっと2位に甘んじた曲を紹介しなければなりません。


▲あなたのとりこ/シルヴィ・バルタン

今でもCMで使われたり、映画「ウォーター・ボーイズ」なんかで使われている名曲ですね。
この映像はなかなかお宝もんですよね。

それから、これ!


▲太陽は燃えている/エンゲルベルト・フンパーディンク

この曲、残念ながら1月第3週に7位までしか行きませんでしたが、僕の大好きな曲です。
たま~に、気心が知れた仲間内であれば、カラオケで歌っちゃいます!

ホントは愛する女性の髪なんか撫でながら歌いたいのですが・・・(^^ゞ
今、これを歌えるのは、aibikiさんだけでしょうかね~

そして最後は、70年の11月に22位で登場して徐々に順位を上げたのですが、ついに4位までしか行かなかった曲。


▲サークル・ゲーム/バフィー・セントメリー

ご存知映画「いちご白書」の挿入歌です。日本ではどちらかというとユーミンの「いちご白書をもう一度」の方が有名ですがね。「いちご白書」をご覧になってない方に耳寄り情報。昨年末から一部の劇場で再上映されてますよ。→こちら

バフィーはインディアンの血をひくカナダ人。そのインディアンの虐待を描いた「ソルジャー・ブルー」のテーマも歌いました。興味がある方は→こちら

ちなみに僕は「ソルジャー・ブルー」を観て初めて、アメリカの悪の側面を知りました。それまでは僕の中でアメリカは正義の味方、すべてが正しく、世界をリードする、あこがれの自由な国であったはずなのに・・・

そんな時代でした。ではまた(^^)/~ (6)1971年4-6月
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