40.自由奔放な日々

自由ってやつをとことん謳歌した。

誰も文句を言うやつはいない。やりたいことを心行くまでやった。
起きたい時に起きて、寝たい時に寝た。行きたい所へ行って、泊まりたい所に泊まった。

中学時代の親友TとOと大学で再会したものだから、まずは彼らと毎週末、県外の山へ登った。背振、九重、阿蘇、霧島、対馬まで出かけて、蝶を追い求めた。何せ九大には日本の蝶・蛾の研究の第一人者、僕らにとっては神様、故「白水隆」教授がいらっしゃった。

Tは理学部の生物学科、Oは農学部の昆虫学科だったから、彼らは勉学も兼ねてのことだが、僕は特にそれを職業にする気も、趣味にする気もなく、ただ自由に野山を歩き回るのが楽しくてしょうがなく1年の夏休みまで、ずっと週末は県外に出ていた。

平日の授業は、必修科目のドイツ語、英語、数学、物理、化学などは、「代返」を依頼してサボり、面白そうな一般教養科目を受講したり、自分の部屋で好きな本を読んだ。

学期末の試験の時は勿論友人のノートのコピーに追われた。当時のコピーはまだ品質が悪く、紙が丸まるし、変な匂いがするし、コピー代も高かったので、結構な出費となった。

クラブにも入った。合格祝いに手に入れた10万円の手工ギターを手に、九大マンドリンクラブに入部した。この入部はその後の人生にとって一つの大きな分水嶺となった。

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ここで、マンドリン部に入ったのですね。
あにじゃには、今も大きな存在ですね。

そだね。
音楽サークルって、音楽の楽しみと友人を作れる楽しみの両方を得られるからね。
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長崎には「墓・坂・馬鹿」が多いと揶揄されますが、「先人(歴史・文化)を敬うハカ・人の苦労(斜面都市・殉教・被爆)を知るサカ・自らを捨て人に尽くす(まつり・地域活動・平和運動)バカ」のことだと解釈し、このハカサカバカ精神で行動しながら、ケルン(記事)を積んでいます。

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