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市民セミナリヨ2014~カトリックの信徒発見とプロテスタントの日本宣教

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長崎の文化を考える市民グループ・アジェンダNOVAながさきが企画した「市民セミナリヨ2014~カトリックの信徒発見とプロテスタントの日本宣教」は10/27、活水女子大東山手キャンパスの大チャペルで終了した。

このイベントは、スイス在住の世界的バイオリニスト河村典子さんの固定ファンから、2011「長崎"祈り"コンサート~未来へのメッセージ~」、2012「聖者に捧げるバッハの祈り」に引き続き、長崎で演奏会をして欲しいとの依頼から企画した。

アジェンダらしい企画をしたかったので、信徒発見150年を来年迎えるカトリックと今年日本宣教155年を迎えたプロテスタントの対談とからめてはと発案した。会場がプロテスタントの活水女子大ということもあった。

カトリック側は、カトリック大司教区エキュメニズム・諸宗教委員会の野下千年神父と、プロテスタント側は、長崎キリスト教協議会の藤井清邦牧師にお願いして快くご了解いただいた。

1865年、大浦天主堂の「信徒発見」をきっかけとして、「浦上四番崩れ」という新たな迫害が起こってしまったが、その6年前から日本に宣教に来ていたプロテスタントのフルベッキは、大波止から浦上の村民たちが全員流配される姿を見て、宗派は別れたとはいえ、同じイエスを祈るキリスト教徒として居たたまれず、各国領事や大使たちに抗議の声を上げさせたという。

また彼は、当時の明治政府に通訳として招かれた時に「岩倉遣欧使節団」を起案し、欧米各国を回らせ、キリスト教徒からの強い抗議を受けさせた。

これが1973年の禁教の高札撤去へとつながったわけである。

長崎の宗教界は、長崎県宗教者懇話会を始めとして、過去の歴史を乗り越えて共に震災の祈りや平和の祈りを捧げる活動が盛んである。宗教や宗派が違っても平和を祈る気持ちは同じである。

カトリックとプロテスタントは1517年に宗教改革で袂を分かったが、2017年に宗教改革500年を迎えようとする今、長崎ではすでに21世紀の宗教改革が始まっているようである。

第一部はこの対談に引き続き、第二部で河村典子さんらトリオのコンサート。

この日は、いろんなところでイベントが重なっていたようだが、270名の方々にお集まりいただき、好評のうちに終了した。

会場探しから、企画、後援依頼、印刷物準備、チケット販売と、今回は本当に苦労したが、来場された方々、演奏者、そしてそのファンの皆さまから好評価を受け、本当に報われた。
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ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 長崎 歴史 信徒発見 音楽

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