長崎学ネットワーク会議公開学習会 「時代劇舞台としての長崎」

7/31に長崎歴史文化博物館で開かれた学習会の講師は、東京学芸大教授の大石学氏。NHK大河ドラマ「龍馬伝」「篤姫」や映画「沈黙」など数多くの時代考証を手掛けられている方だ。
170731_時代劇舞台長崎1
歴史の深いお話しが聴けそうだとあって、僕が知ってる歴史好きの方々が大勢いらっしゃっていた。

そして講演はその期待を全く裏切らなかった。僕が覚えている話を以下に少し。

・江戸時代は、チャンバラで戦っているイメージがあるが、武士が刀を抜くことは滅多になく本当に平和で文化的な時代だった。
・鎖国というと閉ざされたイメージだが、長崎口(中国、オランダ)、対馬口(朝鮮)、薩摩口(琉球)、松前口(アイヌ)の4つの窓口を使って、しっかりと世界の情勢を把握していた。
・時代考証は難しいが、一生懸命調べても半分しか活かされなかった。
・制作サイドから様々な質問を受ける。例えば「桜田門外の変」の時、桜田門は開いていたか、閉じていたかとか。いろいろと調べて、開けてくれと返したら、いや開けたら向こうのセットが必要になるから開けないと。じゃ聞くなよ!(一同爆笑)
・最後に様々な質問が飛び交い、会場が盛り上がったが、「沈黙」でロドリゴが踏絵を踏んだ時に鳴いたのはどんな鳥だと思うかという教授の質問に知らない人がいたのに驚いた。あれは鶏だ。その意味は遠藤周作文学館の北村さんがしっかりと説明されていた。
・明治維新は、長崎発の維新だと言っていい。長崎はもっと再評価されるべきだと聞いて、僕も含めて皆さん気分よく帰られたと思う(笑)
170731_時代劇舞台長崎2
次回は、9/6(水)14:00-16:00、同じく歴文にて原田博二先生による「初公開・長崎諏訪神社祭礼図屏風の史料的意義について」予約不要・入場無料
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長崎には「墓・坂・馬鹿」が多いと揶揄されますが、「先人(歴史・文化)を敬うハカ・人の苦労(斜面都市・殉教・被爆)を知るサカ・自らを捨て人に尽くす(まつり・地域活動・平和運動)バカ」のことだと解釈し、このハカサカバカ精神で行動しながら、ケルン(記事)を積んでいます。

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