岡まさはる記念 長崎平和資料館

戦争と平和を考えるとき、ぜひ覗いてもらいたい所がある。
岡まさはる記念 長崎平和資料館」だ。

この長崎平和資料館は、日本(大日本帝国)がいかに中国・朝鮮・東南アジア諸国を侵略し、何の罪もない人々を陵辱したかの、いわば、あの戦争の原因、そして加害の歴史の資料館だ。

侵略と「皇民化」、強制連行、三光作戦、重慶爆撃、南京大虐殺、731部隊、従軍慰安婦、韓国・朝鮮人被爆者・・・その事実を隠してきただけに、その内容・程度について議論が絶えない。
しかし、日本が何を言おうが、被害を受けた国は、しっかりと子どもたちに日本の非道ぶりを語り継いでいるのが現実だ。

一方、観光客が多く訪れる長崎原爆資料館は、その日本の侵略が最終的に何をもたらしたか、あの戦争の結果被害の歴史の資料館と言える。

日本が起こした戦争だから、原爆を落とされても仕方がなかったという単純な話では勿論ない。
原爆は、非人道的な絶対に使ってはならぬ兵器だ。あらゆるものを一瞬のうちに無に帰し、後世まで爪痕を残し、そして人類を滅亡に導く悪魔の兵器だ。

しかし、この原爆は何の理由もなく突然、長崎の地に落とされたのではなかったということも考えなくてはならない。
少なくともあの侵略の加害を心から謝罪することなしには、いくら原爆の被害を訴えても、世界、特にアジア諸国は耳を貸してはくれないであろう。

加害の歴史を封印することなく、しっかりと心に刻んで、戦争と平和を考えなければと思う。

場所は、西坂のNHK長崎放送局の脇の道を、二十六聖人殉教地の方へ上り、そのまま道沿いに50mほど行った所だ。(写真右)

ショッキングな写真ばかりだから、心臓が弱い方は誰かと一緒に行った方がいい。
僕も見終わった後、西坂公園(写真左・中央)のベンチでしばし考え込んでしまった・・・

開館時間:9:00~17:00 休館日:月曜日
入館料:大人250円、高校生まで150円

関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

日本には、ちゃんと戦争を考える貴重な場所があるのに、しっかりと伝えられない今の文化も問題ですよね・・・
あにじゃさんのコメントからして、相当ショッキングな資料が沢山あるんでしょうね!!でも、真実をシッカリと刻む為にも、行ってみたいですね!!

「ちゃんと戦争を考える貴重な場所があるのに」ってのはちょっと違うんよ。
この資料館はすべてボランティアで運営されていて、公的な機関からは紹介すらされていないんだよ。
長崎市のHPからリンクさえもしてくれていない。
イックン、どう思いますか??

エッ!!
紹介されていないんですか???
それって、国・市自体で過去の事を隠しているとしか思えないんですけど・・・
メディアを使って、キレイ事ばかり並べられても・・・って気分にさせられます。正直、哀しいですね。。。

ここが、ドイツと違うところです。ドイツは自らあの戦争、ナチスやアウシュビッツを猛省し、今でも補償を続けている。
長崎だけでなく、日本全国を見渡して、侵略の歴史を展示している所って、知ってる??
62年経った今でも、日本は神の国だという首相がいたり、南京大虐殺はでっちあげだという政治家がいたり、僕は恥ずかしいよ・・・

恥ずかしながら展示している場所は知らないです。自分は、修学旅行で行った広島、友達と行った長崎や沖縄などで、訪れた事はあるけど、その他は聞いた事ないですよ!
自分の住んでいる関東では、本当に聞かないですね・・・
本当、責任転嫁ばかりする政治家ばかりで、頭にきています!!

知らないのが当然さ。国家レベルで隠そうとしてるから。
ただ、じゃ僕が真実を知ってるかといったら、知ってるわけじゃない。
ただ、僕の周りだけでもそう思われる客観的事実があるわけだから、あとは推して知るべしって思う訳よ。
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
プロフィール

リンデン

Author:リンデン
リンデンの長崎ケルンへようこそ!

長崎には「墓・坂・馬鹿」が多いと揶揄されますが、「先人(歴史・文化)を敬うハカ・人の苦労(斜面都市・殉教・被爆)を知るサカ・自らを捨て人に尽くす(まつり・地域活動・平和運動)バカ」のことだと解釈し、このハカサカバカ精神で行動しながら、ケルン(記事)を積んでいます。

あなたもよかったら、ケルン(コメント)を積んでいってくださいね。

facebook
twitter
mixi
freeml
you-tube

カテゴリ
最新コメント
リンク
月別(表示数指定)
検索フォーム
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
フリーエリア