八島太郎という人

皆さんは八島太郎(やしま たろう)という絵本作家をご存知だろうか??

アメリカのエルパソに住む中学の同窓生から、こんな案内が同窓会MLに入った。
私の親戚にアメリカで絵本作家として生き、生涯を終えた大伯父がいます。
今年はその大伯父、八島太郎(本名岩松淳)の生誕百年にあたり、生まれ故郷の鹿児島でイベントが行われます。

鹿児島に在住の方々、又は鹿児島に行く機会のある方々がいらっしゃれば是非、足を運んでいただきたく思います。
足を運んでいただけなくても下記のサイトを覗いてみていただけたら嬉しいです。
そして大伯父の絵本、例えば「からすたろう」や「あまがさ」を読んでいただきたいです。

どうぞよろしくお願いします。

八島太郎生誕百年展

長島美術館・企画展

僕は八島太郎さんのことを知らなかったので、いろいろとネットで検索してみたら、その方の生きざまに感動してしまった。

早速、長崎市立図書館に行ってその絵本を探してみた。

「からすたろう」は、しっかり「県民が子どもにすすめる本 200選」のコーナーに展示してあるではないか!

yashimaTarou1.jpg
(一番下の左)

嬉しかった。(知らなかった自分を恥じ入るべきなのかも・・・)

そしてその本を手にとって読んでみた。ぐっときた。

この本のクライマックス、「いそべ先生」が、いじめにあっていた「ちび」を皆に認めさせるシーンだ。

yashimaTarou2.jpg

「道草いっぱい」「あまがさ」「村の樹」もちゃんと置いてあった。

yashimaTarou3.jpg

ぜひ、皆さんお近くの図書館で読んでみて欲しい。そして子どもたちに読ませて欲しい。

この話は、大人の世界にも通じる話だ。

(参考)八島太郎
鹿児島県立第二鹿児島中学校(現鹿児島県立甲南高等学校)から東京美術学校に進むが、軍事教練をボイコットしたため退学処分を受ける。その後、日本でイラストレーター・漫画で成功するが、日本の軍国主義に反対したため10回に渡り投獄される。友人であった作家小林多喜二が特高の拷問で死亡した際には、多喜二の死に顔をスケッチする。その後、1939年、芸術を学ぶためニューヨークに渡る。1943年、「The new sun(新しき太陽)」「ブラウン文庫 4827」を刊行したことにより、アメリカ合衆国で「野蛮なサルではない日本人もいる」という記事が載る。第二次世界大戦中は、戦時情報局(OWI)で働き、対日宣伝活動に加わる。沖縄侵攻作戦では、一人でも多くの日本人を救うため、命の重要さを説く詩を書き、戦略爆撃機から投下する沖縄の日本兵へ投降を呼びかけるビラの製作に携わった。

戦後、後に俳優として活躍する息子のマコ岩松をニューヨークに連れて行く。ニューヨーク・マンハッタンにおいて、Yashima Studioを立ち上げ、多くのアーティストたちと交流する。

1950年代初頭からは子供たちのための絵本の製作も始め、1955年に「Crow Boy(からすたろう)」、1958年に「Umbrella(あまがさ)」、1967年に「The Seashore Story(海浜物語)」でコールデコット賞次席。1972年、第23回フランスデヴィユ国際美術展でグランプリを受賞。

1994年、カリフォルニア州の自宅で85歳で死去した。(wikipedia

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あにじゃさ~ん
おじゃましてま~す。
このブログすごいですね。いろいろ感動してくださって私もそこのことに感動してます。他界後も大伯父の生きざまに感銘を受け、今の時代と社会を見つめ直しているあにじゃさんのような謙虚な人がいることに大伯父もきっと感謝していると思います。
「からすたろう」の「ちび」は大伯父で、自分の経験をもとに書いたそうです。
他界する前に半身不随になった体と闘いながら最後の
本(未完成)、自分流の浦島太郎を作っていました。
本当に日本と子供を愛した人でした。
「県民が子供にすすめる本」の中に入っているなんて
さすが長崎! 
ありがとう!あにじゃさん!

エルパソyoshikoさん、ケルンありがとう!
すばらしい大伯父さんです。
自分の信念を通すことがいかに難しいか・・・
出世や金儲けのためなら、いくらでも信念?を曲げる現代人。
自分のことしか考えない現代人。
社会的いじめがはびこっています。
大伯父さんは、そんな現代人に警鐘を鳴らされているんだと思います。
一人でも多くの方に知ってもらいたいですね!
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