長崎くんちの庭見世と庭先回り
長崎の氏神様である諏訪神社、通称”お諏訪さん”の秋の大祭である長崎くんちは毎年10/7から三日間行われる。その三日間を前日(まえび)・中日(なかび)・後日(あとび)と呼ぶ。
僕は前日の前日(ぜんじつ)に踊り町である麹屋町で生まれた。
この世に生まれて初めて吸った空気はくんちの空気。初めて聴いた音はシャギリの音だった。
7年に1回巡ってくる踊り町は、6月1日の小屋入りから演し物の練習に追われ、夏の間、たっぷり練習を重ねる。
10月3日は庭見世だ。表通りに面した店舗などに、傘鉾をはじめ、本番に使用する衣装・小道具・楽器などを分散して飾るほか、出演者に贈られたお祝い品もところ狭しと並べて披露される。
▲油屋町の庭見世
▲油屋町の傘鉾は、あの大浦お慶が寄進したと言われる。
▲呈上札を受けた家はその場では、花の紙に住所氏名を書いたものを渡すだけにしておき、御花ののし袋はあとでその踊町の町事務所に届けるのが仕来りである。
▲鍛冶屋町は演し物は七福神と宝船。長采振りは余語さん。寝具の和多屋のご主人だ。
船を7回転させる「七福神回し」が成功してよかった。→読売新聞から
▲さあ、いよいよ本番。前日のお下り。大波止交差点で。ご神体がお旅所へ向かう。
▲筑後町の龍踊りが夢彩都へ庭先回り。
くんちの用語はこちら→くんちミニ辞典
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僕は前日の前日(ぜんじつ)に踊り町である麹屋町で生まれた。
この世に生まれて初めて吸った空気はくんちの空気。初めて聴いた音はシャギリの音だった。
7年に1回巡ってくる踊り町は、6月1日の小屋入りから演し物の練習に追われ、夏の間、たっぷり練習を重ねる。
10月3日は庭見世だ。表通りに面した店舗などに、傘鉾をはじめ、本番に使用する衣装・小道具・楽器などを分散して飾るほか、出演者に贈られたお祝い品もところ狭しと並べて披露される。
▲油屋町の庭見世
▲油屋町の傘鉾は、あの大浦お慶が寄進したと言われる。
▲呈上札を受けた家はその場では、花の紙に住所氏名を書いたものを渡すだけにしておき、御花ののし袋はあとでその踊町の町事務所に届けるのが仕来りである。
▲鍛冶屋町は演し物は七福神と宝船。長采振りは余語さん。寝具の和多屋のご主人だ。
船を7回転させる「七福神回し」が成功してよかった。→読売新聞から
▲さあ、いよいよ本番。前日のお下り。大波止交差点で。ご神体がお旅所へ向かう。
▲筑後町の龍踊りが夢彩都へ庭先回り。
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