あの寺を探して(その1)

連休最後の日は、あの寺を探しに出た。
あの寺とは、僕が産湯を使った寺だ。

父の話では、
その寺は、S30年には新大工町の現在、長崎玉屋が建つ場所にあった。
一時期そこの離れを借りて新婚生活を送っていて、そこで僕を産んだ。
その後、その寺は長与か時津に移ったらしい。

寺の名前は思い出せないという・・・

ちなみに僕が産まれたのは長崎くんちの前日で今博多町の産婦人科の病院だったから、この世で初めて耳にしたのはシャギリの音だと思っていたが、きっとその前に母の胎内で、その寺のお経や木魚の音を聞いていたに違いない。

その音を聞いてみたい。
父から聞いた話だけを頼りに、その寺を探し出してみようと思った。

まず、長与にある寺をネット検索してみた。使ったのは神社・仏閣マップ
これの「長崎県長与町」で出てきたのは、この5寺

よっしゃ、片っ端からつぶしていこう!

100505nagayo01.jpg
 ▲真言宗海龍山弘善寺は、長崎バスの茂里町から堂崎行きに乗って45分。大登平(おおどびら)バス停で降りて徒歩3分のところにある。小さい寺だったので迷った。早速、ご住職にその寺の由来を聞いてみた。結果は×。ここではない。ついでに他の寺のことも聞いてみた。廣宣寺は比較的新しい寺だから×、法妙寺は由緒ある檀家寺だから×だろうと。じゃ、あと2寺だ。
写真は、その寺の上から大村湾を望んだものだ。この辺りはトレッキングに最高だ。

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 ▲ご住職との話が終わって、帰りのバスまで50分あったので、大村湾沿いにある「潮井崎公園」に行ってみた。GW中にキャンプした家族連れが、片付けて帰っていくところだった。

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 ▲次に目指すは、三根郷にある三根寺。バス停を降りて結構歩く。中尾城公園の鯉のぼりが手を振っている。

100505nagayo04.jpg
 ▲泰三寺(たいさんじ)長与別院・三根寺(さんこんじ)に着く。境内で女の子たちが遊んでいた。その一人に声をかけるとこの寺の娘だという。ご住職を案内してもらった。ここの本院は稲佐山の登り口にある曹洞宗のお寺。長与・時津・琴海で曹洞宗はここだけだという。この辺りは昔は大村藩で日蓮宗が多い。元はキリスト教であった大村藩だが、秀吉の禁教令のために日蓮宗に帰依したからだ。
で、肝心の結果は×。ここでもない。帰りがけに「報恩謝徳 生きているのだと思い上がらず 生かされているのだと感謝しよう」と書かれたマッチ箱をくださった。これも何かの縁。感謝。さ、残るは1寺。

100505nagayo05.jpg
 ▲西光寺までも結構歩いた。ここは浄土真宗のお寺。出てこられた奥様?にお話を伺う。結果は×。17年前に滑石から越してきたばかりだという。

どうも長与ではないようだ。長与の寺は比較的新しい。このリストにない照護寺と地福院という寺があるそうだが、その寺を尋ねるか、それとも時津の寺を尋ねるか、あの寺を探す旅は続く。

>>その2へ続く
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> KiTASHIN

西光寺はきっとそうだろうね。滑石から引っ越されたと確かに聞いたよ。

檀家寺は簡単には引っ越せないと思うよ。
寺にもいろいろあるみたい。
祈祷寺、修行寺、修験寺、観光寺・・・

KiTASHINのツッコミは、辛辣じゃなかよ。
感性鋭く、思わぬ方向からくるツッコミ(笑)

西光寺?

この最後の寺の西光寺って....
もしや滑石中時代同級生「富×くん」のお寺では・・・。
母の話しで以前会った大園小の近くからその方面へ
引っ越したって言ってたのと合致する。それにしても
お寺って檀家のこと等もあるはずだし、結構それなりに
引っ越すんだね・・・(気軽と言う訳ではないだろうが・・)

でもいわゆる「自分探しの旅」は、自分がどの場所で・どんな環境で
しかもちゃんと愛されて生まれて来たかなど、やはり同じく
気になるもの。原点なのですわ~(私は3才頃まで大阪弁のみの
環境で育ちました、長崎生まれなのに・・)、会話の中に
ボケとツッコミはそのとき既に育まれているはずです。

多少の辛辣さはその「ツッコミ」だと理解頂けたら幸いです(爆笑)!v-39v-16

> taotao7

むふふ、そうなんだけどね。
探す楽しみもあるし~~~(^_-)-☆

楽しそうだね

なかなか面白いことやってまんな~。
世聞探偵社なら、新大工へ行って、寺の名前取材する方が先だと思うのだが...
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