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母-オモニ-

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姜尚中氏の話題の本「母-オモニ-」を一気に読んだ。

5月に「政治×宗教×メディア シンポジウム」で姜氏の講演を聴いて、氏の考え方や氏自身にも非常に興味が湧いていたのだが、6月に彼の自伝的小説が出たと聞いていたので、ぜひ読みたいと思っていたのだ。

「第三国人」「チョーセン」と蔑まれ、差別を受け、それに耐えながらも、しっかり家族を守り、子供たちを育てあげた母や父への思い、故郷・韓国への思い、様々な人々との出会い、とりわけ氏に影響を与えた大日本帝国の憲兵をしていたという叔父との出会い、そして氏が「永野鉄男」から「姜尚中」となったわけなどが、ありのままに語られ、それらがストレートに僕の心に入ってきて、感動せずにはおられなかった。

最終章で、文字を知らない母が息子(姜氏)に声のテープを送り、「お前とふたりだけの話ばしたかったとたい」と母の思いを伝えるくだりでは、僕に対して語られているような気持ちになり、涙がとめどなく溢れてきた。

この本を読みながら、時代が違っても、たとえ民族が違っても、母の子供に対する愛情は決して変わらないものだということが確信として伝わってきて、急に自分の母親のことが思い出され、愛おしくなった。

オモニ:母
アポジ:父
ハルモニ:祖母
ハラポジ:祖父

この本で初めて知ったこの韓国語が、すごく身近に感じられた。

言葉の違い、民族の違いを乗り越える大切なものがこの本の中にある。
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テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

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> aibikiさん

いつもaibikiさんの親孝行には頭が下がります。

僕も長男なので両親のことも頭にあって帰ってきましたけど、親孝行とはまだまだいえません。

いずれそのときが来るんでしょうけど、介護なんてできるんだろうか、なんて思います。

親のこと思うとなんか胸がつまりますね。

同感です。

私は、彼とほぼ同世代。
そして、私は東京生活を捨てて、介護ために単身で会社を辞め
長崎へ帰って来ました。

これは、母に、父に何もしてないことに気づいたからです。
母と父が同時期に倒れ、長男である私は、何はともあれ
まず帰って来ました。

父はその2年後に亡くなりました。
喪主として、葬儀が出せました。
本家が函館なので、長崎にも墓を建てました。

残った母の介護をしつつ、自分の生活も楽しんでます。
母は、まだ介護1なので、そんなに手が掛からないから
助かってます。

きっと姜尚中氏も私と同じ気持ちで親を大切にしてるんだと
思います。

> おこめさん

コホン!

あぁ~~うぅ~~

本日は~晴天なり~~

はっ、はっ、ワン、ツゥーー、ワン、ツッーー

>あにじゃさん

ライバル?ゥゥ・・・・そ、そうだねΣ(-∀-;)

彼の素敵♪な低音のスローな話し方は
吃音を治すために、ゆっくり話す癖を
つけたんだとか。

声って印象が残りますけんね~

> おこめさん

姜尚中は本当に頭がいい方ですね。

そして日本人よりも日本人らしい。

彼のあの低音の声にしびれる女性も多いとか・・・

うむぅ・・・強力なライバル出現・・・

No title

読まれましたか^^
残りますね~
姜尚中氏の生い立ちを先日TVの番組でも見ました。
彼のように、偏った考え方をしないで客観的に物事や
自分を見つめられる人の言葉は、心にす~っと滲みこんで
くるんですよね。
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長崎には「墓・坂・馬鹿」が多いと揶揄されますが、「先人(歴史・文化)を敬うハカ・人の苦労(斜面都市・殉教・被爆)を知るサカ・自らを捨て人に尽くす(まつり・地域活動・平和運動)バカ」のことだと解釈し、このハカサカバカ精神で行動しながら、ケルン(記事)を積んでいます。

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