十三人の刺客

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十三人の刺客」の試写を観た。

まずひと言「度肝を抜かれた!」

ベネチア映画祭に出品された作品だという予備知識しかなかったのもあって、衝撃の映像、怒涛の展開に完全に打ちのめされてしまった。

特にラスト50分間の壮絶な戦闘シーンは、あのサムペキンパー監督の「ワイルドバンチ」を彷彿とさせた。
大ざっぱに言えば「七人の侍」+「ワイルドバンチ」=「十三人の刺客」ってな印象か。

とまあ、このような感想が一つ。

それから、大平の世に飽き、刺激を求め、罪なき民衆に対し不条理な殺戮を繰り返す暴君に、選ばれし者たちが叛旗を翻すという痛快なストーリーは、国民の不満が鬱積し、先が見えない現代の日本において、期待されるストーリーかも知れないなとも思った。

でも、正直な感想を吐露すれば、「キャタピラー」もそうだったが、残酷でリアルな映像にはもう、ちょっとついていけないなとも。

ラストの壮絶な戦闘シーンに、ベネチア映画祭ではスタンディングオベーションが起こったそうだが、やはり人間は憎き敵を殺すことに達成感、爽快感を持つものであろうか。血が騒ぐのであろうか。

確かに遠い昔、西部劇、時代劇、戦争映画などで正義が悪を一掃するストーリーに喝采をあげ、楽しんでいた自分を覚えている。

でも、少なくとも近年、戦争や平和について考えてきた中で、こんな血で血を洗う大量殺戮シーンには、目を背けたくなるのは否めなかった。

そんな感傷を持って観る者は、どうぞやわな純愛ものでもご覧くださいと言われるのだろうか。

憎い奴を殺したいと思うのは人の根源な欲望なのだろうか。

もしそうだとしたら、こういう映画をエンターテイメントとして楽しみ、その欲望を少しでも発散できるのなら、平和な社会には必要不可欠なものかも知れない。

9月25日公開
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> おこめさん

いや、ちゃんと観て、ご意見頂戴!

> aibikiさん

むかし片岡千恵蔵主演で同名の映画があったそうですね。
知りませんでした。

ぜひ、ご覧ください。

No title

もう聞いただけで、うううっときますね。

時代小説を読むほうが自分なりの臨場感に
浸れていいかもしれないです。








No title

子供の頃は、時代劇全盛でした。
当時、この映画を見たことがありましたが
遠い昔なので、中身は忘れてました。

凄い映画に仕上がってるようですね。
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